かんしゃくに効果的な態度は?
2歳くらいのおこさんをもつお母さんにとって、困る問題行動の1つとして「かんしゃくを起こされる事」があると思います。おこさんは思い通りにしたくて、ひっくり返って大騒ぎをしたり大泣きをしたりと一生懸命です。それが通ると、結果的に“泣けばなんでも許してくれる”とおこさんは大きな勘違いを起こしてしまいます。外出先等で、おこさんがかんしゃく行動を起こした際に、その場をなんとかしたい一心で、おこさんの言い分を聞き入れてしまうお母さんもいることでしょう。そんなおかあさん方に、おこさんのかんしゃく行動を改善するために行なってほしい行動が2つあります。1つは、かんしゃくをありのままうけとめる毅然とした姿勢。2つめは、おこさんの興奮が治まるまで待つ忍耐です。まずは、お母さん側の姿勢が大事です。
穏やかに、冷静に
かんしゃくに負けない為には、お母さん自身が感情的にならない事です。お母さんの姿勢が、いつもと変わらずに穏やかかつ冷静であれば、お子さんもいずれ諦めてくれるものです。根気よく続けてみましょう。