年齢別の上手なしかり方
生まれたばかりの赤ちゃんは、いわば新品の真っ白なノートのようなものです。日々の経験を通して、学んだことが最初から最後まで書きつづられていきます。ですから、子育てというのは子供というノートに、お母さんやお父さん、そしておばあちゃんやおじいちゃんといった周りの人々が様々な社会の仕組みを書き込んであげ、自分の手で結論が導き出せるようにしてあげること、とも言えるのではないでしょうか。
子供は成長していくにつれ、その小さな体が好奇心や興味がいっぱいになり、なんでも知りたがりますし、やりたがります。入っちゃいけないと言われている所に何回も入ろうとしたり、さわってはいけないと言ったはずのものを弄り回して、しまいには壊してしまったり……それを踏まえた上で、してはいけないことであったら叱る、ということをお母さんやお父さんは怠ってはいけません。人間は学んで覚える生き物で、いけないことをいけないと教えてあげる必要があるからです。子供がそのことを忘れ何度も同じことを繰り返したとしても、カッとなったりせずその度に何が悪かったのか、どうするべきだったのかということを正しく理解させてあげなければ、子供のためにはなりません。
ですが、間違った叱り方や対処をしてしまえば、逆に子供は言うことを聞きませんし、学ぶことをやめてしまうかもしれません。このサイトではそうした場合に子供をどうやって叱るべきか、どうやって教えていくべきかを子供の成長に合わせた方法を交えて考えています。やんちゃ盛りの子供に手を焼いているお母さんやお父さんは是非ご覧になってみてください。
今と昔の育て方の違い
今と昔の子供の育て方には違いがあります。
昔の子供は外で遊ばせていろいろなことを経験させ、痛いことも経験させることによって他人の痛みがわかるようになりますが、今の子供の育て方はそれとは真逆で、外で遊ばせても砂場は汚いから触らせなかったり、危ないから危険な遊びはさせません。
以前小学生を対象にした体力テストがありましたが、昔に比べると今の子供のほうが運動能力が低いという結果がでています。
こうなった背景には、親の子どもに対する過保護さが強くなったためではないでしょうか?だから危険なことはさせないし、悪いことをしても叱らない。
モンスターペアレントも過度な過保護からくるもので、無理な要求を幼稚園や学校にしてきます。
これらが結果的に子供の成長を妨げるのです。